ファッション×ポップ×アニメをキーワードにした
スラップスティックアニメーション。
「魔女を辞めたい魔女」マキナと
「どんなものでも捨ててみせるゴミ捨て屋」
シャウトとクランチ
三人が繰り広げる珍道中！
シャウトとクランチは真夜中のゴミ捨て屋。
ある日、ふたりは、１年間の花嫁修業のためにロンドンの街に来たという16歳の魔女マキナに出会う。
マキナはふたりに「グリモワール（魔法本）」を捨てる方法を探してほしいと頼み込む。
実は、マキナは魔女ではなく、普通の女の子になりたいのだった。
しかし、その本は簡単に捨てられるようなものではなく…
マキナ・マルクート
由緒正しき魔女の家系に生まれた16歳の少女。
魔法を捨てて、普通の女の子になりたいと思っている。
ニコニコトラッシュボックス
- ゴミ捨て屋の二人組 -
「世の中で捨てられない、捨てにくいゴミを引き受ける」という仕事を請け負っている。
一度使っただけで使わなくなった健康器具、古くて履けなくなったスニーカー、昔の彼女の携帯番号や浮気相手の履歴なんかも・・・
シャウト
熱いサムライ魂でマキナをサポートするジェントルマン。
機械いじりが得意。
クランチ
寡黙で心優しいハッカー。
クレイジートレインの基礎プログラムをくみ上げた。
魔法＝個性。
魔女として生まれ育ったマキナにとって、魔法は自分の個性。
しかし、彼女は普通の女の子になりたいと、魔法を捨てるために仲間と旅をします。
旅を続ける中、マキナは次第に自分の個性を受け入れ、成長していくのです。
個性を捨てようとする行為は、ルーツや文化を否定したがる若者に通じます。それは、コミュニティの中で孤立することを怖れるあまり、個性を捨ててみんなと同じであることを選んでいるようにも見えるでしょう。
この作品では、自分の個性と人の多様性を認め、成長していく若者の姿を描いています。
